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建設関連企業における人づくり 15
 
6.おわりに
 
紙面を借りて、報告した訳だが、その内容が建設関連産業企業の「人材育成事例」と言
えるかどうか筆者も大いに不確かなところである。むしろ生産工場をサポートするサービ
ス業で、小規模で特殊な個人的な企業経営の単なる一例に過ぎないと思われる。
海外に多くの生産工場を持っている大企業は、タイ国でも進んだ生産システムを新設工
場に投入しているのとは逆に、創業してから10 年20 年以上にわたり操業している中小企
業の工場は、一般に人材不足を含め、品質・納期や価格の点で、非常に厳しい状況にある
といえる。
タイ国に進出している日本企業は他国に比べ、「教えすぎ」と言われていることもある。
作業者レベルの人には、それなりの作業を与えればよい、流動する技術者には、それだ
けの取り扱いをすればよいと言われている。
しかし、教えなければ製品に不良品が出る、製品の質が向上しない、納期が守れない、
日本人を入れるとコストが上がる。やはりどうしても教えなければならない。現状では「そ
の教育訓練費用をコスト」として最初から考えておかねばならにない。また不足する専門
的人材を“Out Sourcing”する方法で補うことを考えることも必要といえる。
筆者の長い海外業務の本質は、日本の進んだ工業技術を、遅れた東南アジアの技術の向
上に貢献することで、日本人としての価値ある仕事と、一方的に思ってやってきたが、2
0年前と何が進んだのか、その技術の差は解消されてきているのか、向上したのかという
疑問は残ったままである。
タイの気候・風土・文化、それに教育文化の背景を考えながら、「深まる工業技術や広
まる知識をどの様に伝え、「物つくり」を日本人とタイ人とでどのように分業していくか」
という問題に、直に答えをだすことはできない。
 
グローバル時代の人材育成というと、製造業から始まった海外進出であるが、製造業の
人材育成を対象とするだけでなく、時代の変遷を見て、サービス業の比率が高まるなか、
全産業にその対象の視野を広め、国家間の利害を調整しながら、人材の発掘と育成を進め
る時代でもあるのではないかと思える。
「製造業は木の幹」、「サービス業は木の葉」、「農業は木の根」、「葉の裏に知恵の実を
隠し」、「風が葉を撫で」、「水は命をつなぎ」、「光は循環を促し」、タイの大地に茂る木々
が森林となり、人はそれを見て喜ぶように、産業の調和がすすめば良いと願う。
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