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【データから見るタイ】機械・金属加工産業における人づくりの現状 2
 
 
2. 人づくりの留意点
 
2.1   危機管理として工場の資産を守る
 
工具がまたなくなった。今度はフェイスカッターだ。「見える化」を図るため常時使用 しない工具はサイズ別にガラスケースに入れ、鍵を掛けて管理している。工具管理室は、3 名で工具の出入りと工具の再研摩を担当している。夜、工具室は閉鎖 し夜勤の責任者が鍵を持っていて必要な時に開けて使用することが可能である。日本の本社からはガラスのケースに入れておくのは、「盗ってください」と言っているようなものだ と言われた。工具の紛失は一度でなく二度、三度と発生し犯人は不明である。タイ国では中古の工具を売っている所がある。通常使用しない工具を調達することがある。当社の工具は全て社名を刻印している。
 
紛失した工具が偶然に中古市場で見つかり、従業員の写真を持って行き店の人に見せた ところすぐに人物が判明した。犯人は工具室長だった。この動きを察知して本人は逃げてしまった。タイ国では職場の高価なものを持ち出すことが多く、通用門の検査を厳しくし ている。それでも昼間に塀の外に出しておいて帰りに持って帰る豪の者もいる。飼い犬に咬まれた思いだが、全面的に人を信頼することは難しいと感じた一件である。
 
2.2   合弁先との関係について
 
合弁先といってもタイ国企業ではなく日系企業の合弁である。タイ国に進出することを 決めたのはS社である。親企業であるN社(当時 15%の資本をもっていた)に話したところ、N社は海外に鍛造工場を持っていない。特にタイ国には古くから組み立て工場、エンジン工場が進出しており、合弁でやりましょう、資本の 51%はN社、経営は小回りのきくS社ということになった。中堅ク ラスのS社と大企業のN社では同じ職場に働いていても待遇が全く違い、お互い にギクシャクしてくる。N社からの派遣社員は 170 時間の語学等の教育を受け、家族も海外生活の教育を受けて くる。派遣員を紹介すると全員がタイ語で挨拶する。一方、S社には事前教育は全くない。家族を同行する人は一人もいない。
 
N社の要求は例えば、
①休日の日に社用車を使わせろ、平日は家族の買い物に車を準備 しろ(N社では海外で車を運転することを禁じており、現地人運転手付きである)
②土、日は完全に休日である
③生産の遅れは経営を担当するS社にある、という具合であ る。S社側からはN社の人はタイ人にお金を与えて個人的に便宜を図ってもらっているという声がでる。日本の会社には、従業員就業規則があるように日本人派遣者の就 業規則を作成し会社が違っても、人が変っても、これに従うことが大切であり、日本人の行動を現地の人は注目している。
 
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