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【データから見るタイ】食品産業 における人づくりの現状 10
 
 
日本人派遣者が知っておくべきタイの独特な事情 日本人管理職に求められる要件
 
タイ国における食品販売の営業業務の実態を述べてきたが、それでは、そのような状況下で、日本人営業責任者として、又は、日本人営業管理職として、どのような 要件が求められているのだろうか。思いつくままに列挙するので、ご参考にしていただきたい。ここでいわれる要件は、食品業界や販売業務に限らず、タイにおける駐在員の 業務全体に言えることであろう。
 
タイ人を好きになれる人。価値観の違いを理解する包容力
 
タイ人は非常に自尊心が高く、相手が自分に興味を持ち、好意を抱いているかに敏感 な民族である。タイ人を好きになると、タイ人は、本能的にそれを察知して、こちらに好意をもってくれる。タイ人の友人がたくさん出来れば、多分あなたの業務も遂行しや すくなることは間違いないであろう。「愛情」の反対「憎しみ」ではない。愛情の反対は「無関心」であると認識すべきなの だ。タイ人を好きになるには、タイ人の価値観に理解を持たなくてはならない。つまり 清濁併せ呑むゆとりと包容力が必要だ。タイでは、お金持ちが貧乏の人にご馳走することが多い。これはお金持ち自身のためであって、貧しい人への同情からしている行為ではない。したがって貧乏人がご馳走のお礼を言うことは無い。この貧乏な人は、「お金持ちが功徳をする機会を作って上げた」 のだから胸をはっている。
 
日本では、上司が飲み屋で部下をご馳走すると、翌朝顔を合わせたときに、部下が「夕 べはご馳走様でした」と必ずお礼を言う。しかしタイでは、部下はケロッとしてお礼は言わない。食事が終わった時に「ご馳走様」とは言うが、翌日は知らん顔である。ここ で頭に来てはいけないのである。昨夜のことはもう済んでしまったこと。彼のお陰で貴方は天国に一歩近づくことができたのであるから、その部下に感謝しなくてはならない。 パーティーや結婚式などでも、呼ばれた人だけでなく、家族や友達を連れて現れることがある。全く同じ考え方であって、彼らが礼儀を知らない訳では決して無い。 日本人の価値観でタイの人を見ることは禁物である。
 
 
タイ国の歴史・文化・習慣・食生活などに強い興味を持つ好奇心の強い人
 
好奇心の強い人は、人生の中で大変得をしている。海外生活や環境の変わった所での仕事が面白いからだ。タイの歴史を知れば、何故タイ人がミャンマー人に敵愾心を持つのか、何故自尊心が高いのか、よく理解できる。
 
あなた方は大変幸せである。何故なら美味しいタイ料理に囲まれて生活できるからである。食品業界に身をおく者としては、是非、タイの食品に興味をもっていただきたい。 きっと、いろいろなタイ料理を食べる内に、自分にぴったりの美味しいタイ料理にいくつかめぐり会えることになる。そうするとタイでの生活が一段と楽しくなるはずである。 私の家族は、長いタイ生活を経て、現在、横浜に住んでいるが、タイで食べたタイ料理の味が忘れられず、今でも年に数回はタイ料理を食べるためにタイに来ている。 又、バンコクを出て地方に行くと、その土地にしかない美味しい料理にめぐり会える。
東北の鶏の炭火焼や中部の山野に自生するキノコ、南の海でとれるフナ虫のから揚げ. 北の竹虫のフライなども捨てがたい。バンコクでは食べられない美味しい自然食を味わえるのも、タイの田舎に行く楽しみの一つである。食べ方にしても、日本とは異なるマ ナーが多い。タイの人たちの食事や食べ方の習慣を垣間見ることによって、タイ人の衛生管理意識の向上に何らかのヒントを思いつくことであろう。
 
 
強い責任感と目標達成意識を有する人
 
タイ国勤務でタイに来ると、仕事の責任は一段と重くなってくるはずである。日本で 係長の人は、タイでは課長クラスのポストを、日本で課長の人は、タイでは部長か時には、役員の重責を担うことになる。これは自分の職域を広げる良いチャンスであり、新 しい役職への試金石でもある。サラリーマンとしてこのチャンスを逃すべきではない。 
但し、このチャンスに、広い知識を吸収し、新しい職務を広げていく意欲と重責を受け て立つ強い責任感が求められている。 子供が親父の背中を見て育つように、タイ人の部下は、上司の貴方の生き様を見て尊敬し、言うことを聞き、成長していくのである。タイ国における食品販売業務を職務とするには、販売不振の諸要件を跳ね除けて、目標にまい進する強い意思が求められている。
 
 
タイ語への順応性
 
タイで仕事をする以上は、タイ語は必須と考えるべきである。 それはそれなりの理由があるからだ。言葉はその国の文化である。その国の文化を尊重して一生懸命にタイ語を覚えている駐在員の姿にタイ人は好意を持つだろう。 労務対策は、集団の労使としての集団的労使関係と、個人と個人の信頼関係をベースとする個別的労使関係がある。この個別的労使関係が確立されないで、健全な集団的労 使関係は成り立たない。部下の悩みを聞くときに、そこに通訳が同席していると、タイ人は、絶対本音を言わない。そこで話したことが、翌日には外部にばれてしまうからで ある。タイ人は他人の感情に敏感なだけに、常に相手を喜ばせようとしており、「ここだけの話だが・・・」と言う形で秘密はほとんど外部に漏れていくと考えて間違いない。 貴方が気がつかない内に、貴方が昨夜どの店に行って何をしたのか、翌日会社中に知れ渡っていると思うべきである。何故なら貴方のドライバーは仲間との良好な関係をいつも維持していきたいと考えているだろうから。話が横道にそれてしまったが、部下の悩みを貴方の部屋で直接聞いてあげ、直接答えてやることが、その部下との信頼関係をどれほど強めていくか言うまでもないことだ。
 
こうすることによって、貴方はあなたの優秀な部下の転職を防止することができるかもしれないのである。
タイ語を覚えるに際し、タイ語を語学と考えないほうが良い。勉強がきらいな私などは、タイ語が語学という学問だと思うと、それだけて億劫になる。カラオケの延長で、耳に入るままにそのまま発音すると、不思議に相手に通ずるものである。そして、「こ の気持を伝えたい」といつも心に念じながら話すと良い。強い願いは必ず相手の心に響くはずである。バンコクに居ると、英語が通ずる所が多いし、日本人発音のタイ語を理解してくれる店は多い。しかし、バンコクを一歩離れると、覚えたてのタイ語は全く通じなくなって しまう。「今まで覚えてきたのは、何語だったのか」と自問自答することも多いだろう。言葉の壁にぶつかることは、多ければ多いほど上達につながると思えば、それも楽しい
ものである。
 
精神的・肉体的にタフな人
 
海外での勤務は、人間関係だけてなく、日本と違って厳しい暑さや、デング熱・マラリヤなどの風土病や狂犬病、そして強烈な下痢など、本人だけでなく、家族の安全も含 めて健康管理は非常に大切である。特に小さいお子さんが居られるご家庭では、人一倍 の気苦労があることであろう。本人の仕事の上でのストレスはかなり強いと思われるので、多いに気分転換をしたら良い。それも、日本では出来ないような贅沢な方法が身近にある。例えば、ゴルフにしてもそうだ。日本のゴルフ場は、予約も取りにくく、高い上に、遠くて一日がかりであ る。キャデーさんのいる一流ゴルフ場でも 4 人の客に一人か二人。「お客さん、クラブを3 本持って急いでください」などと言われて走らされる。午前にハーフが終わって昼食をとると、その後がものすごく眠くなる。午後にハーフをプレイして家に帰ると、もう暗くなっている。タイでは、その点、比較的恵まれている。こんな好条件を見逃す手はない。最近はタイ人の課長クラスになると、ゴルフを楽しむ人が結構増えているので、ゴルフをとおして、部下とのコミュニケイションを図ることも出来るのである。ゴルフでも、旅行でも、食べ歩きでも、博物館回りでも、出来る ことはどんどんやって、決してストレスを溜めないことが大切である。辛いタイ料理でお腹をやられると、しばらくはタイ料理恐怖症に陥る人が多い。タイ に長く住んでいる日本人駐在員は、「タイでは、猛烈な下痢と、大洪水と、クーデターを経験しないと、一人前ではない」と言う人がいる。もし、あなたが、強い下痢に見舞 われたら、「自分は今、一人前になりつつあるんだ」と前向きに、楽観的に考えたほう が人生は楽しい。
 
更に大切なことは、本人だけではなく、常に奥様の気分転換を心がけてほしい。これ は、妻がノイローゼで半年の間、日本で療養生活を送った、私の経験から申し上げたい。 奥様がノイローゼになって、業務半ばで、帰国の止む無きに至った例は多い。自分の 職務を全うするためにも、家族の安全と健康をおろそかにしてはならない。肉体の健康管理は、諸先輩の話を良く聴いて、自己管理して行けば良いので、割愛させていただく。
 
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