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【データから見るタイ】食品産業 における人づくりの現状 9
 
 
スペック管理
 
異物混入以外にも、揚げ物の形や色合い、焼き鳥の串の打ち方や、焦げ目の付き具合など、商品スペックを明確に指示しておかなければならない。そのスペックは文書で残すことは勿論であるが、スペックの許容範囲を写真に撮り、製造現場に掲示して、ワー カーが見て判断基準の参考になるようにしている。日本の親会社が食品製造メーカーの場合は、このような写真式徹底方法を多用しているが、食品系以外のメーカーや国内流 通系・商社系のタイ合弁会社は、日本に原型を持たないせいか、そこまで徹底していない日系企業が時々見られる。揚げ物を製造する場合、その揚げ色を固定しておく必要が ある。油で揚げる製品は、日本では「狐色」「黄金色」「金色」「茶色」「黄色」などと表現している。これを日本語から英語やタイ語に直訳してもタイの人には正確に理解でき ない。「狐色」とは何色か?タイの人は恐らく狐を見た人はいないであろう。「黄金色」? 
 
揚げ物の表現で「黄金(こがね)色」という表現を我々はよく使うが、揚げ物の美味しい 色は、あの純金のまばゆい黄色ではない。そこで弊社では、日本のユーザーの開発担当 者にタイの OEM工場までご出張をお願いし、揚げ色とその濃さについて上限と下限の サンプルを作成して、その中間の揚げ色を OK にする方法を取ったのである。下記に示すのは上の方に揚げ色の薄い限度を、下の方に揚げ色の濃い限度のサンプルを作成し、 写真撮影したものである。工場現場には、この写真を使ったスペック・ボードを作成し、形の基準も合わせて掲示している。この結果、鶏肉のフライ製品の不良品率は 40%以下 に減少させることが出来たのである。焼き鳥製造ラインも同様に写真を利用したスペック・ボードを掲示している。特に日 本人消費者が嫌うオコゲと生焼きの限度を明確にするためである。
基準を明確にしたら、後は実践である。そこで更に、「常に抜き取り再検査がある」こ とを現場ワ-カーに徹底する。再検査の結果、スペックをクリア出来なかった製品が発見された場合は、パスしなかった製品の現物を担当ワーカーと管理者に見せて、理解さ せなくてはならない。そうしないと、いつまでたっても収率の改善にはつながらないか らである。
 
このようなダブルチェック方式とフィードバック方式を実施することにより、異物混入の大幅低下と収率向上が可能となる。
つまり、タイ人ワーカーに指示する前に、先ず、日本人管理職が、プロセス管理なり、 スペック管理をしっかり理解すること。次に現場ワーカーとその上司に、言葉ではなく、眼で判別出来る方法を実施することが大切である。
 
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