Hotline: +66(0)86-844-1313 , +66(0)2-255-9681
HOME NEWS & ARTICLES INTERVIEW OUR CLIENTS CONTACT US
 
ホーム / 【データから見るタイ】食品産業 における人づくりの現状 5

【データから見るタイ】食品産業 における人づくりの現状 5
 
タイ国における食品製造面の技術レベル
 
では、スタッフとワーカーはどのような能力が求められて、それに対しての充足度は どうであろうか。食品加工の面から考察してみたい。
スタッフについては、大学・高校で習得した技術・知識を一応は有していると考えて 良いだろう。又、ワーカーを管理する立場であるから、若くても、日本の工場現場で言えば、主任・係長・課長の役割期待がある。その為には、見て見ぬ振りをしない、責任 感の強い人間が必要である。「タイ人は他人を傷つけることを好まない」ので、他人の前で、ワーカーを注意するのは、なかなか難しいことであるが、それを敢えてやっても らわなくてはならない。
 
タイでは、スタッフが高学歴であると、例えそのスタッフがワーカーよりずっと年下 の若い人であっても、意外に素直にその指示に従っているのを、製造現場ではよく目に するのである。学歴社会であるといえよう。タイの製造現場では、スタッフがワーカーに指示を出しているので、その上司である 日本人が、タイ人スタッフに、明確な指示や方向性を示す必要がある。日本では、ア・ ウンの呼吸で、上司と部下が理解しあう場面が多いが、タイではそうは行かない。特に 食品製造は人様の口に入る食べ物を製造する訳であるから、製造ミスは人の命にもかか
わってくるのである。
 
日本人上司がタイ人部下に指示を出す場合は、もし、タイ語・英語に自信が無ければ通訳を同席させるかして、内容の徹底を図るべきである。同時に、黒板なり、議事録に 指示内容を明記して、共有し、記録を残しておくべきと考えている。社内の通常業務でも、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)はほとんど期待できない。基本的には、スタッフであっても、個人としての社員であり、組織人としての意識は非常に弱いからである。いや、世界の中では、それが一般的なのであって、個人が組織 の一部になりきっている日本が、異常な現象と言えるかも知れない。とにかくホウレン ソウは、5Sと共に、その重要性と必要性を、タイ人スタッフの行動基準の中に、無意 識に組み込まれるまで、常に社内で繰り返して、明確にしておく必要がある。又、指示と同様に、タイ人スタッフに対しては、業務の責任分担を常に明確にしておく必要があ る。理由は、組織に対する考え方、他人を傷つけない、他人の仕事に口出ししない、自分の仕事の範囲に拘るという、上記に述べてきたようなタイの国民性を考えると当然の ことである。これも、書き物にしっかり残しておくことが、後顧の憂いを失くすことになるであろう。
 
○ワーカーに対する期待はどうであろうか。 食品製造現場においては、永年勤務者(希少価値であるが)は、年配女性が圧倒的に多く、そのほとんどは家庭の主婦であるので、食品製造の一応の技術レベルには達していると考えてよい。 スタッフと違って、複雑な業務を期待せず、基本的な、食品取扱いの加工技術と知識を吸収してもらえばよい。特に、菌の管理にたいする基本的な衛生知識をしっかり理解 してもらうことが、食品製造の現場では、不可欠である。食品の加工技術(手際)は、経験と共に上達するであろうし、個人差にもよるので、「慌てず・焦らず・ゆっくり」と成長を期待したほうが良いと思われる。
 
サービス一覧
 
  所在地 : 77/254 Rajthevi Tower 19th Floor, Petchburi Rd. Rajthevi, Bangkok 10400
ホーム 会社について サービス お客さん一覧 お問い合わせ タイ語の翻訳
  E-mail Address:service.lbc@gmail.com  
© 2008 Laibros.com, All rights reserved.