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【データから見るタイ】食品産業 における人づくりの現状 2
 

【データから見るタイ】食品産業 における人づくりの現状 2

(3) 世界の中におけるタイ国の食品産業について
タイ国は、前後左右が地平線という広大な平地、それに雨季ですら、スコールの合間
に降り注ぐ太陽、更に豊富な水量に恵まれ、農業生産に最適な国といえる。現国王であ
るプミポン国王も常々「タイは農業をもっと大切にしなければいけない」とおっしゃっ
て、タイ国にとって歴史的に重要な産物である農産物の重要性を強調されておられる。
このような恵まれた条件のもとで、長い間、農業はタイ国産業の柱であった。
当初は米やタピオカのような1 次産業の農産物を主産業としてきたが、資本の蓄積と
共に、大規模経営の畜産物も発展してきた。更に日系企業を中心とする海外企業との提
携に伴って、技術も移転され、生産・保管・輸送技術や缶詰・レトルト・冷凍食品技術
の向上と共に、付加価値の高い加工食品にシフトするようになった。
さらには、豊富な資金力を活かし、周辺国への投資が加速されている。タイ国の投資
先は、中国・ベトナム・カンボジア・ラオス・ミャンマーなどアジア地域の多数の国に
広がっている。
 
(4) タイの畜産業と日本との関係
タイ国の主要輸出品目であるチキン製品を例に、産業構造を見てみたい。
2002 年の統計資料では、世界の家禽類総生産量の内、85%は鶏肉である。成長率は年
平均30%以上と高い。全世界のチキン生産量は年間約49 百万トンで、タイ国はその内
2.7%にあたる130 万トンを生産している。世界で7 番目の生産国である。世界の鶏肉輸
出量は530 万トンと推定され、タイの輸出量は45 万トンと10%弱を占めている。輸出
ランキングとしては世界で5 番目の輸出国であるが、2003 年は中国を抜いて4 番目の
輸出国になっている。
タイの畜産物の総輸出量は48 万トンで、その内チキンは94%を占めている。従って、
現在のタイのチキンはタイ国農産物の主要輸出アイテムであると言える。同じく2002
年のデータでは、タイ国の輸出総額は約3 兆バーツであり、その内、食品の輸出は4,400
億バーツに達している。つまりタイ国の総輸出額の約15%を食品が占めているのである。
その内、畜産物は430 億バーツで、食品輸出額の10%を占めている。畜産物輸出の内、
鶏肉は400 億バーツである。この内、未加工(生肉)の冷凍鶏肉が31 万トン(タイ前年比
97%)227 億バーツ、加工済(加熱済)冷凍鶏肉が14 万トン(対前年比119%)177 億バーツ
である。現在、調理加工済みの鶏肉は、タイ国の重要な輸出品目として急成長している
のである。
タイの鶏肉輸出先としては、日本が26 万トン(前年比121%)と輸出全体の58%を占め
ている。 輸出市場におけるタイ産鶏肉の評価は、軟らかくジューシーで美味しいと好
評である。伝染病の感染を防ぐために、空気さえ外部と遮断し、温度管理をしているた
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めに、猛暑でも飼料効率は落ちることなく、更に孵化後約42 日~45 日の若鶏の段階で
処理するからである。平均体重も約2.2Kg と比較的小型である。(日本・中国・ブラジル
は約2.5Kg)。日本の消費者は鶏肉を牛肉や豚肉と同種の畜肉ととらえ、脂肪分が多くて
赤身の腿肉を好む。一方、欧米では鶏肉を魚肉の延長に置いて、脂肪分の少ない白身の
胸肉を嗜好する。
従って、タイ国からの輸出も、主に腿肉は日本へ、胸肉はEU に出荷されている。
日本とタイの間は、生鮮野菜や水産物などの生食品だけてなく、加工食品の取引は急増
している。特に、従来主要輸出国であった中国の製品が、残留農薬・化学物質の検出な
どで輸入差し止めになって以降、日本のタイに対する食料品の需要は一段と加速されて
いる。
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