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【データから見るタイ】食品産業 における人づくりの現状 1
 
【データから見るタイ】食品産業 における人づくりの現状 1
 
はじめに
 企業の紹介
私は、東京にある本社からタイ赴任を命ぜられ約 20 年前にバンコクに着任した。 当初は現地企業に資本参加して、農畜産水産原料を OEM で一次加工し、冷凍して日本の本社工場に原料として輸出していた。その後、OEM 工場を買取る形で自社工場に して、加工食品の生産に踏み切り、最終製品としての冷凍食品を日本に輸出するようになった。次第に現地スタッフが育って技術力も向上してくると、生産量や生産アイテム が増加し、日本の本社だけではなく、商社を通じて、大手量販店の商品を共同開発しな がら OEM生産するようになった。同時に日本だけではなく、韓国やシンガポールへの輸 出も行われている。又、ここ数年は EU 諸国にも出荷していると聞いている。
冷凍食品の生産・輸出が軌道に乗ってきたところで、資本参加や OEM の形で、冷凍 食品以外の缶詰・レトルト・インスタントヌードル・飲料・液体調味料などの分野に多角化すると同時に、タイ国内販売に踏み切ったのである。 タイ国内販売は、代理店方式を取らず、卸店・量販店・一般小売店・飲食店に直接販売 方式をとっている。当初は生産のみの会社であったので、私は、人事・労務・総務・財務などを担当して いた。資本参加と OEM が増えると共に、関連企業の経営と生産にもかかわるようになった。更に、国内販売が開始されると、私は、販売組織の整備(採用、教育、営業グループの組織化、国内販売品目の絞込みと開発、価格体系、物流体制の整備など)、販売 チャネルの構築(販売店制度、テリトリー制度の検討、割戻金制度の可否、代金回収制 度の整備など)に取り組んできた。現在は、私は、現職を離れ、タッチすることは無い が、国内販売は順調に推移していると聞いている。
 
(2) タイ国内の食品流通産業
タイの食品流通業界は、日本のそれとは全く異なっている。タイ国における、この業 界の成長過程が異なっているからである。タイ国内の流通業界は、製造部門と小売部門の間に挟まれて、成長のチャンスには恵まれてこなかった。製造部門は日本を始め、先進国のタイ進出により、製造技術・コスト管理・経営規模・ 人材のどれを取って見ても、世界に通用するレベルまで成長している。 一方、小売店も外資を含む大手資本の参入により、スーパーマーケット・コンビニ共に、 売上げ規模も、内容も日本と肩を並べるほどに巨大化している。その中にあって日系デパートやスーパーも健闘している。それに対し、その中間の物流機能を担う卸売業務は、 一部の外資系国内販売・卸売り商社を除いて、未成熟の状態が続いている。卸店と言っても、日本のように 300 年の歴史と 1.3 兆円を越える売上げを誇る国分の ような大手食品流通業者は存在しない。「そうは問屋が卸さない」と言われたほど、流通の支配権を持っていた日本のような、卸売業の歴史がタイ国には無かったこと、その ために資本の蓄積が不十分であったこと、経営者が家業から企業に脱却する意欲をもたなかったこと、外資が卸売業界に参入する興味を示さなかったこと、などが考えられる。メーカーと小売部門が強大化した結果、物流・商流共に、卸店を通すことなく、メーカーと小売店が直接取引を行うようになったのである。タイ国において食品を含む物品は一般小売店を経由して、消費者に届けようとするな ら、直接、独自で販売網を構築するか、外資系の国内流通業者に頼らなくてはならない
であろう。
 
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