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事例10-12 タイ人従業員による無言のストライキ
 
事例10-12 タイ人従業員による無言のストライキ
 
企業の業種 金融・保険業
問題のあった時期 1975年頃
場所 バンコク
体験の際の職種・職務
資本形態 合弁
従業員数 タイ 101人~300人
 
A;困難事例の概要
1. バンコク市内にある日本の大手銀行の支店長として着任したばかりの鈴木さん(仮名)は、人材開発部門の女性チーフであるポーンティップさん(仮名)を呼び、タイ人社員が何故頻繁に遅刻するのか、会議にも遅れてくるのか、勤務時間中に間食するのか、そして銀行の征服を好き勝手着ているのか、そしてまた雑談が多いのかなど理解できないことをつげ、早急に改善すべきであると言及した。
 鈴木さんの話を聞く間、ポーンティップさんは何も言わず、メモを取ることもしなかった。鈴木さんは彼女にどうすれば良いか、原因は何かと尋ねても、彼女は殆ど良い反応を示さなかった。
2. その結果、翌日午後に開かれた日本人・タイ人の全部長が出席する全体会議において、鈴木さんは銀行のマネージャー及び社員に対する「3つの罰則」を翌週の月曜日朝から導入することを発表した。それは、遅刻をした社員には即刻文章による警告書が発行され、二回目に遅刻したものには給料5%カット、そして三回目には即時解雇するというようなものであった。更に鈴木氏は、銀行の制服着用の規定強化、間食の禁止、雑談の禁止なども追加した。
3. 翌週の月曜日の朝、鈴木さんが出社すると、ガードマンからカウンター窓口係、マネージャーにいたるタイ人全員が喪服を着て出社していた。
 
 B; 対処概要
1. 大きな労使問題となったこの事件は、着任したばかりの支店長並びに日本人スタッフ、そして日本本社も含めて大いに反省をする機会となった。
2. 日本のやり方が全て正しいとは限らないと判断した支店長並びに日本人スタッフは、改めて日本の冷たいマニュアルどおりの顧客対応に対し、タイの顧客対応の法がマニュアルどおりではなくても暖かい感じを得ることが多いことに気がつき、より良い改善方法を考えたいとタイ人社員側に申し述べた。
3. タイ人社員の中で上記の問題点について話し合いを設ける場を作り、タイ人の考えを基に規律が保てる方法を考えるチームを作ることで、改善をよりスムーズに行うことができた。
 
C;教訓
1. このブラックマンデーは約三十年前に起こったことで、ちょうど日本企業のたい国進出が増えた時期でもあった。そのため、この事例は多くの日本企業にとっていい教訓となった。
2.  タイ人たちの多くは、上司に対して直接意見を言うことは少ない。彼らから率直な意見や提案を得るために、時間をかけて話し易い人間関係を築いたり、彼らが意見を言い易い環境を作ったりする必要がある。
3. 各企業のタイ人社会の中には、必ず尊敬されている人物が存在する。その人物を探り当て、その人物を通していろいろ情報を収集した上で対策を考え、実施すると効果的である。
 
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