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TOYOTA MOTOR THAILAND Co., Ltd.「悩んだら、難しい道を選ぶ」

 

1.略歴
1954年生まれ、広島県出身。京都大学工学部を卒業後、1977年にトヨタ自動車株式会社に入社。オーストラリアにある駐在事務所を始め、イギリス、ベルギーに勤めていました。現在、タイのトヨタで代表取締役社長を務めていて、日本商工会議所の会頭にもなっています。 
 
2.生き方の哲学、金言
 「悩んだら、難しい道を選ぶ」→ 例えば、二者択一的な2案で悩んだら、容易な道を選びたい自分の弱さが悩みを呼んでいると自覚しています。従って私はどちらかというと、難しい方を選ぶようにしています。楽な方を選んだら、自分の弱さに負けてしまう感じがします。楽な方を捨てて、難しい方を選んだら、失敗しても後悔はしませんし。
 「人生はいつも夢の途中」→ いつまで経っても最終ゴールは無くて、人生は死ぬまで夢の途中で、こうした夢をずっと持ち続けていきたいと思っています。
「お客様第一」→ 経営上で、何かを決断する時にはお客様のことを基準にし、物事を決めるようにしています。そうすると、ぶれない判断できると自負しています。
 また、哲学というか、タイで仕事をしている以上やはりタイのために貢献したいと思います。 例えばタイの若者たちへの教育面での支援をしていきたいと考えています。これまで日系企業は将来のタイを背負って立つ人材のために積極的に支援しています。ただ 個別的かつ分散化されているために 効果は限界があります。こうした各日系企業の人材育成支援を一つにまとめられたら、もっとたくさんの日本に興味を持ってくれる 優秀な 若者の育成に 役立てるのではないかと考えています。
 
3.人生の最も辛い出来事は?それをどのように乗り越えられたか。
 「翔(ショー)」という愛犬と死別した時ですかね。15年間一緒に過ごしていました。イギリスとベルギーに行く時にも一緒に連れて行って、現地で暮らしていました。イギリスは狂犬病にうるさい国で、最初の6ヶ月は隔離されました。週に1回しか面会できなかったので、ちょっと可哀想でした。ずっと家族の一員のように暮らしていて、死別した時は非常に悲しかったですね。
 「ショー」の毛を使ってペンダントを作ったのですが、毎日それを眺めていると気持ちの救いになりましたね。
 
4.タイの社会・経済をどう見るか。
 経済の面では、タイは日本以上に外資に対して開放的な国だと思います。このまま開放的資本政策を発展させて欲しいと思います。
 社会の面では、民主的な一方で自由過ぎるところがあるのではないかと思います。日本では有り得ないことがタイでは一般的なことになっている場合があります。公務員の兼職などがその一例です。兼職していながら、本当に公正な仕事できるのか、ちょっと不思議です。日本に比べ、タイには制約が少ない感じがします。
 一方、日本には天下り問題があり、定年退職した官僚が民間企業などの高いポジションに就く仕組みになっています。官と民が癒着してしまうので、現在その仕組みが改められようとしています。
 タイでもおそらく兼職が社会的構造になっており、急に撤廃するとなると、大変だと思います。例えば、その人たちの給料ベースを上げて生活を保証し、仕事に対するやりがいを感じさせるようにしてからでないと、難しいのではないでしょうかね。
 
  所在地 : 77/254 Rajthevi Tower 19th Floor, Petchburi Rd. Rajthevi, Bangkok 10400
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