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【大使館からのお知らせ】(2014年8月6日現在)

 ã‚¿ã‚¤ã«ã¤ã„ての渡航情報(危険情報)の発出

 
2014年08月05日
※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※ 本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※ 海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。
 
●ナラティワート県,ヤラー県,パッタニー県及びソンクラー県の一部(ジャナ郡,テーパー郡及びサバヨーイ郡)
  :「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
 
●ソンクラー県(ジャナ郡,テーパー郡及びサバヨーイ郡を除く)
  :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
 
●シーサケート県のプレアビヒア寺院周辺地域(同県のカンボジアとの国境地域東部)
  :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
 
●首都バンコク
  :「十分注意してください。」(継続)
 
●スリン県の一部(パノム・ドン・ラック郡及びガープ・チューン郡のカンボジアとの国境地域)
  :「十分注意してください。」(継続)
 
 ☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
 
 
 
1 概況
(1)タイにおいては,政治的見解が対立する「大赦法案」提出を直接の契機として,2013年11月以降,反政府デモが継続し,反政府活動の拠点や,デモ集会・行進の周辺における警官隊との衝突,発砲事件等で死傷者が出る事案が散発的に発生しました。
こうした状況下,2014年5月20日,陸軍は,タイ全国に戒厳令を発出し,放送の規制及び政治集会の制限を発表,また5月22日には,陸軍司令官を中心とする「国家平和秩序維持評議会(NCPO)」が統治権を掌握する旨発表し,インラック暫定政権が倒れました。NCPOは,同日より,22時~早朝5時の間の夜間外出禁止令を発表しましたが,その後5月28日に適用時間が短縮されるとともに段階的に解除され,6月13日にタイ全土において撤回されました。しかしながら国内は,8月5日現在,引き続き,言論,集会の自由を制約する戒厳令下にあります。
 
(2)タイ南部では,中央政府の支配に反抗するイスラム系武装集団によるとみられる襲撃・爆弾事件等が頻発しています。これらのテロ活動の主な標的は治安関係施設や公共建築,交通機関,空港等となっていますが,ホテルやショッピングセンターなどの施設が対象となることもあります。
 
(3)タイとカンボジアの国境地域においては,両国の主張する国境線の相違による緊張状態が続いています。特に世界遺産に登録されているプレアビヒア寺院(タイ側呼称:カオ・プラ・ウィハーン遺跡)周辺の国境地域においては,2008年以降,タイとカンボジア両国軍による発砲を伴う衝突が発生して死傷者が出ています。2012年7月,国際司法裁判所の措置により,タイとカンボジアの両軍は,両国の紛争地域から撤退し,事態はおおよそ沈静化していますが,現在も,同地域には立入制限が設けられており,今後も衝突等不測の事態が発生する可能性が排除されません。
 また,スリン県のカンボジアとの国境地域(パノム・ドン・ラック郡のタークワイ寺院周辺及びガープ・チューン郡のタームアン寺院周辺)においても,2011年4月には,タイとカンボジア両国軍との間で,武力衝突が発生して死傷者が出ています。
 
2 地域情勢
(1)タイ南部3県(ナラティワート県,ヤラー県,パッタニー県及びソンクラー県の一部(ジャナ郡,テーパー郡及びサバヨーイ郡))
  :「渡航の延期をお勧めします。」
 ア 南部地域にはタイからの分離独立運動を標榜するイスラム系武装集団が存在し,主にナラティワート県,ヤラー県及びパッタニー県に拠点を設けて活動を続けています。これまでに同集団によるとみられる襲撃,爆弾事件が続発しており,死傷者は,軍・警察関係者ばかりでなく,教員を含む公務員やその他一般市民,外国人に及んでいるほか,仏教徒のみならずイスラム教徒も被害に遭っています。2004年から2013年までに5,352人が殺害され,9,965人が負傷しています。
 イ ナラティワート県
ナラティワート県では,2014年5月11日夜間から12日未明,同県スンガイコーロック及びタークバイ郡で爆破,放火事件が発生し,死傷者が出ました。また,2014年5月24日,同県ルエソ郡では,武装勢力の犯行と思われる爆弾や銃撃によるテロ事件が発生しました。
 ウ ヤラー県
2014年5月11日夜間から12日未明,ヤラー県グロンピナン,ターントー,パンナンスター,ヤハー,ヤラー各郡において,武装勢力による爆弾や銃撃によるテロ事件が発生し,死傷者が出ました。
 エ パッタニー県
パッタニー県では,2008年に,県内で最も安全とされていたホテルであるCSパッタニーホテル前における連続自動車爆弾事件(2人死亡15人負傷),2010年9月に,武装集団による銃乱射(5人死亡,3人負傷),2012年には,同県マヨ郡の学校襲撃事件(2人が死亡)が発生しています。また,5月24日夜間から25日未明にかけて,パッタニー県内十数カ所(軍関連施設,電力公社,ガソリンスタンド,コンビニエンスストア等)で武装勢力の犯行と思われる爆弾や銃撃によるテロ事件が発生し,死傷者が出ました。
 オ ソンクラー県の一部(ジャナ郡,テーパー郡及びサバヨーイ郡)
ソンクラー県テーパー郡では2011年4月,治安部隊近くにある生鮮市場の店先に駐車してあったバイクに隠された爆弾が爆発し,10人(うち陸軍兵士6人)が負傷し,同年8月,同郡において治安当局施設が武装勢力に襲撃され,自警団員1名が死亡する事件が発生しました。
 
 つきましては,南部3県及びソンクラー県の一部(ジャナ郡,テーパー郡及びサバヨーイ郡)への渡航・滞在,及び同地域を通過してのマレーシアへの越境等を予定されている方は,どのような目的であれ渡航を控えることをお勧めします。
 
(2)ソンクラー県(ジャナ郡,テーパー郡及びサバヨーイ郡を除く)
  :「渡航の是非を検討してください。」
 2012年3月,ハジャイ郡にあるリー・ガーデン・プラザ・ホテルの地下駐車場で自動車爆弾が爆発し,火災が発生,5人が死亡し,多数の負傷者が出ました。2013年6月にはナタウィ地区にある喫茶店前で爆弾が爆発し,1人が死亡し,多数の負傷者が出ました。
 ソンクラー県では,バイクや自動車に仕掛けられた爆発物による爆弾事件が,2013年12月22日,同県サダオ郡のサダオ警察署付近,同郡ダンノークのオリバーホテル付近及び商業施設で,また,2014年5月6日,ハジャイ市のハジャイ警察署及びポンピチャイ通りのコンビニエンスストアで発生しています。
 
 つきましては,ソンクラー県(ジャナ郡,テーパー郡及びサバヨーイ郡を除く)への不要不急の渡航は控えるようおすすめします。渡航すべきか否かは渡航目的の緊急性取りうる安全対策等に応じて検討を行った上で判断し,渡航される場合には,十分に信頼できる旅行エージェント,旅行ガイドを選び,それらがどのような安全対策をとっているか確認する等具体的な安全対策を講じることをお勧めします。
 
(3)シーサケート県のプレアビヒア寺院周辺地域(同県のカンボジアとの国境地域東部)
  :「渡航の是非を検討してください。」
 ア タイとカンボジアの国境地域においては,両国の主張する国境線の相違による緊張状態が続いています。特に両国がともに領有を主張していた世界遺産に登録されているプレアビヒア寺院(タイ側呼称:カオ・プラ・ウィハーン遺跡)周辺のカンボジアとの国境地域では,カンボジアによる世界遺産登録申請を契機に2008年以降,タイとカンボジア両国軍武力衝突が断続的に発生し,双方に死傷者が出ました。その後,2011年に国際司法裁判所(ICJ)は同寺院周辺を暫定的な非武装地域とし,両軍の速やかな撤退を命じる判決を出しました。
 イ 2012年7月18日以降,タイとカンボジアの両軍はICJの命令に基づき,プレアビヒア寺院周辺の地域から軍の撤退を実施し,現在,事態はおおよそ沈静化していますが,今後も衝突等不測の事態が発生する可能性が排除されません。
 ウ 2013年 11月には,国際司法裁判所(ICJ)において,1962年のプレアビヒア寺院裁判の判決解釈が発表されたものの,判決解釈に関する両国の認識にはなお隔たりがあります。ICJは両国に対し,同地を世界遺産として維持・保護させるべく協力していくことが必要であるとしつつ,交渉の継続を求めていますが,タイの政治状況混乱のため,両国間の協議は進んでいない状況です。
 
 つきましては,同寺院周辺地域(カンボジアとの国境地域)への不要不急の渡航は控えるようおすすめします。渡航すべきか否かは渡航目的の緊急性取りうる安全対策等に応じて検討を行った上で判断し,渡航される場合には,十分に信頼できる旅行エージェント,旅行ガイドを選び,それらがどのような安全対策をとっているか確認する等具体的な安全対策を講じることをお勧めします。
 
(4)首都バンコク
  :「十分注意してください。」
 ア タイ国内政治情勢としては,2006年のクーデター以降,タクシン元首相を支持する勢力と,同元首相に反対する勢力との間で対立が解消されないまま続いています。
 イ 政治的見解が対立する「大赦法案」提出を直接の契機として,2013年11月以降,反政府デモが発生しました。政府は,バンコク都内の一部の区域に対して適用していた「国内治安法(ISA:Internal Security Act)」を,バンコク都内全域及び周辺の一部の県に拡大するとともに,同地域への適用期間を累次に亘り延長しました。
 ウ 反政府勢力及び政府支持勢力の双方による,首都バンコク及び近郊を中心としたデモ・集会活動等が継続する中,12月26日には治安当局と反政府デモ隊との衝突に際し催涙弾等が使用され,これに巻き込まれた日本人ジャーナリスト1名が負傷する事件が発生しました。また,反政府勢力は2014å¹´1月13日以降,「バンコク都を閉鎖する」として,バンコク都内7ヶ所の路上にステージを設けて交通を妨害する抗議活動を暫時継続,政府は2014å¹´1月22日から3月19日までの間,バンコク都内全域及び周辺の一部の県に対し非常事態宣言を発令しました。 
 エ 反政府デモが継続し,反政府活動の拠点や,デモ集会・行進の周辺における警官隊との衝突,発砲事件等で死傷者が出る事案が散発的に発生する中,5月20日,陸軍は,タイ全国に戒厳令を発出し,放送の規制及び政治集会の制限を発表,また5月22日には,陸軍司令官を中心とする「国家平和秩序維持評議会(NCPO)」が統治権を掌握する旨発表し,インラック暫定政権が倒れました。NCPOは,同日より,22時~早朝5時の間の夜間外出禁止令を発出しました。
 オ その後,夜間外出禁止令は5月28日に適用時間が短縮されるとともに段階的に解除され,6月13日にはタイ全土において撤回されましたが,国内は,8月5日現在,引き続き戒厳令下にあります。
 カ 現在,バンコク都の治安は比較的安定していますが,上述のとおり,国内は言論,集会等の自由が制約される戒厳令下にある点を留意する必要があります。
 キ また,下記3にも記載のとおり様々な犯罪が発生しており,日本人被害の報告も多数寄せられています。
 
 つきましては,首都バンコク都に渡航・滞在される方は,上記の情勢及び各種犯罪の発生状況等を踏まえ,在タイ日本大使館ホームページ等から最新情報を入手するなど治安状況等の把握に努め,不測の事態に巻き込まれないよう十分な安全対策をとってください。
 
(5)スリン県の一部(パノム・ドン・ラック郡及びガープ・チューン郡のカンボジアとの国境地域)
  :「十分注意してください。」
 タイとカンボジアの国境地域においては,両国の主張する国境線の相違による緊張状態が続いています。2011年4月,スリン県のカンボジアとの国境地域(パノム・ドン・ラック郡のタークワイ寺院周辺及びガープ・チューン郡のタームアン寺院周辺)において,タイとカンボジア両国軍との間で武力衝突が発生し,死傷者が出ています。現在,事態は沈静化していますが,今後も衝突等不測の事態が発生する可能性が排除されません。
 
 つきましては,スリン県パノム・ドン・ラック郡及びガープ・チューン郡のカンボジアとの国境地域周辺に渡航・滞在を予定されている方は,現地情勢等を把握した上で,不測の事態に巻き込まれないよう行動予定を慎重に検討し,安全対策に努めてください。
 
(6)ミャンマーとの国境付近
 現在,この地域に危険情報は発出されていませんが,同地域へ渡航・滞在される際には下記情勢に注意してください。
 ア タイ北部のミャンマーとの国境付近では,国境そのものが確定していない場所もあり,同地域に誤って入った場合,軍等に身柄を拘束されるおそれがあります。
 イ タイとの国境付近のミャンマー側では,反政府少数民族武装勢力と政府軍との間で戦闘が散発している状況であり,2010年11月には,ミャンマーの国境付近で発生した争乱により,タイの国境の街メーソットにおいて,ミャンマー側から飛来した爆弾が爆発したり,ミャンマー側から一時的に多くの避難民が流入したりする事態が発生しました。また,国境付近のミャンマー側における薬物問題や少数民族問題は解決しておらず,タイ北部では,薬物犯とタイ治安当局との間で,銃撃戦も発生しています。
 ウ 2013年10月現在,ミャンマーとの陸上の国境は,メーサイ(チェンライ県),メーソーット(ターク)県等において出入国が可能となっています。今後も情勢の変化によっては,国境の開閉が繰り返される可能性があります。
 
(7)北部(在チェンマイ日本国総領事館管轄地域:チェンマイ県,ランパーン県,ランプーン県,チェンライ県,パヤオ県,メーホンソーン県,ナーン県,プレー県,ウタラディット県)
 現在,この地域に危険情報は発出されていませんが,同地域へ渡航・滞在される際には下記情勢に注意してください。
 ア チェンマイ県等のタイ北部においては,銃器・薬物に係る犯罪が依然として発生しています。チェンライ県では,銃器により日本人が殺害される事件も発生していますので,渡航・滞在される方はこうした犯罪に巻き込まれないよう十分注意する必要があります。
 イ チェンマイ旧市街を中心に,すり,置き引き,オートバイを利用したひったくり等の盗難被害が発生しており,日本人も被害に遭っています。また,性犯罪,詐欺等の被害に遭っている日本人もいますので,特に夜間の単独行動を控えるなど,注意する必要があります。
 ウ 現在,タイ北部においては,治安状況は比較的安定していますが,今後,反クーデターの動きが活発化する可能性もありますので,今後とも最新の情報の入手に努めてください。
 エ タイ北部では,乾期の後半(2月~5月前後)に,山焼きや野焼き等に起因すると思料される煙害(ヘイズ)が発生しており,健康被害を引き起こす可能性もありますので,注意する必要があります。
 オ タイ北部では,雨期(5月~10月前後)に,特に山間部において,土砂災害が発生する危険性がありますので,注意する必要があります。
 
3 滞在に当たっての注意
 滞在中は下記の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,外務省,在タイ日本国大使館,在チェンマイ日本国総領事館,現地関係機関,報道等から最新情報を入手するよう努めてください。
(1)5月22日の国軍による全権掌握宣言(クーデター)以降も,タイ国内全土が戒厳令下であり不測の事態発生の可能性は排除できませんので,以下の安全対策を講じてください。
 ア 外出する際は,行き先の安全を確かめておくとともに,行き先では周囲への警戒を怠らない。
 イ 不測の事態に備え,不用意に多数の人が集まる場所には近づかない。
 ウ 常にパスポート等身分証明書を携帯し,当局による検問等,身分証明書の提示を求められた際に備える。
 エ 家族や知人に行き先,居場所,連絡先を知らせておくとともに,定期的に日本の親族等と連絡を取る。
 
(2)タイの出入国について,タイ政府は,目的に合ったビザ(査証)を取得せず,ビザ免除措置を使い出入国を繰り返し,事実上長期滞在を行う者(所謂,ビザラン)に対する規制強化を決定した模様です。これまでは本件に係る取り締まりについては,極めて悪質と判断されるケースを除き,警告乃至は目的に合ったビザの取得について注意を促すといった措置に留めていたものを,空路を含めて2014年8月12日以降はビザランに対する規制を厳格に適用するとしています。つきましては,タイへの渡航を予定されている場合は,目的に合ったビザを取得するようご留意ください。また,タイ国ビザ取得に関する詳細は,駐日タイ大使館,タイ入国管理局等に直接お問い合わせください。
 なお,査証,出入国審査等に際しての留意事項を「安全対策基礎データ」にも掲載しておりますので,併せてご参照ください。また,出入国審査時に,入国管理局係官等に対し大声を出したり,カウンターを叩くなどして抗議したことでタイ側官憲の心証を悪くし,入国拒否を受けたり警察に引き渡され罰金を支払う事態になった事例がありますので,ご注意ください。
 
(3)タイは「微笑みの国」,バンコクは「天使の都」といわれ,諸外国と比較して安全なイメージがありますが,日本人社会の成長と滞在する日本人の増加に伴い,日本人が被害者となる詐欺,窃盗,強盗事件が発生しており,過去には殺人事件も発生しています。また,薬物事件,免税範囲を超えた物品(タバコ)の持ち込みのトラブルの他,日本人が加害者となる海外商取引や海外投資を装う詐欺事件も発生しています。
 このような犯罪の手口にはさまざまな様態がありますが,睡眠薬を用いたり,銃や刃物を使用した犯罪も発生しています。万一こうした犯罪に巻き込まれ,危険を感じた場合は,冷静に対応し,犯人を刺激しないようにするなど,身の安全を確保するようにしてください。
「安全対策基礎データ」に日本人の犯罪被害例を掲載していますのでご参照ください。
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=007
 
 ア 観光スポット等の犯罪及びトラブル
バンコクの王宮前広場等を含む多数の観光スポット,また観光客が利用する空港・駅・バスターミナル等において,親しげに声を掛けてくる人物(タイ人その他の外国人)の中には,日本人旅行者等を標的にした睡眠薬強盗,いかさま賭博の犯罪や,見せ金詐欺,宝石・洋服店へのキャッチセールスを行う者もいます。見知らぬ人物に安易について行った結果,多額の現金をだまし取られたり,粗悪な商品を高額で買わされたりする等の被害は後を絶ちませんので買い物は信用のおける店を利用する等の注意が必要です。また,誘拐等の被害に遭う可能性も排除できませんので見知らぬ人物から声を掛けられても安易に信用せず,旅先で知り合った人との飲食,特に飲酒を勧められた際には,注意が必要です。
 イ 自称・台湾人による詐欺被害
バンコク都内スクンビットエリアやMRT,BTSの各駅で,邦人の方が,台湾人を自称する人物から声を掛けられ,現金を騙し取られる詐欺被害が発生しています。
犯人は,「パタヤからバンコクに旅行しているが,パスポートなど全ての持ち物を無くし,困っている。」等トラブルに遭った旅行者を装い,近付いて来ます。
その後,親しくなると,「後で返すので,お金を貸して欲しい。今からATMで,●万バーツをキャッシングしてもらえないか?」,「私の指定する銀行口座に●万バーツを振り込んでくれませんか?」,「今日,●万バーツ貸してくれたら,後日,数倍にして返すのであなたの銀行口座を教えてください。」等と言葉巧みに銀行に連れて行き,現金を騙し取ります。
犯人の特徴については,身長165センチ前後の長髪で,台湾人を自称し,「ウタイ」,「ユージン」,「リンジョー」,「ウェイリン」という様々名前を使い,職業を「レントゲン技師」という場合もあります。
 ウ 2013年5月27日には,バンコク都内のラムカム・ソイ43/1通りにおいて手製爆弾が爆発する事件が発生し,7人が重軽傷を負いました。爆発現場は,ラムカムヘン大学に隣接し,ショッピングモールや路上には露天商が並ぶ人通りの多い地域です。
  つきましては,バー,レストラン,ショッピングモール,ホテル等の多数の人が集まる場所や公共施設においては,爆弾事件に巻き込まれないよう,不審な人物や不審物,不審車両の存在に十分に注意を払うようにしてください。
 エ タイではけん銃が多数出回っていますので注意してください。万一,けん銃や刃物を所持した強盗に遭遇した場合は,身の安全を第一に考えて対処してください。また,ナイトクラブ等における発砲事件も発生していることから,深夜,人混みとなる飲食店等が集まる繁華街においても注意が必要です。
 
(4)2007年にバンコクの日本人旅行者がよく利用するホテルで発生した火災により,日本人数人が負傷し,また,2009年にも,ディスコの火災により日本人1人が死亡,数人が負傷する等,消火施設や避難経路等の不備により惨事を招いたケースが見られることから,滞在・訪問先では,消火設備や避難経路などを確認するようにしてください。
 
(5)現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく管轄の大使館又は総領事館に「在留届」を提出してください。また,住所その他の届出事項に変更が生じたとき,又はタイを去る(一時的な旅行を除く)ときは,必ずその旨を届け出てください。
 なお,在留届は,在留届電子届出システム(OPRネット: http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。また,郵送,FAXによっても行うことができますので,管轄の大使館又は総領事館まで送付してください。
 
(6)在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)について,現地での滞在予定を登録していただけるシステムとして,2014年7月1日より,外務省海外旅行登録(「たびレジ」)の運用を開始しています(http://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。登録者は,滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール,また,いざという時の緊急連絡などの受け取りが可能ですので,ぜひ活用してください。
 
(7)近隣のミャンマー,ラオス,カンボジア及びマレーシアにもそれぞれ危険情報が発出されていますので,そちらにも留意してください。
 
  Company Address: 77/254 Rajthevi Tower 19th Floor, Petchburi Rd. Rajthevi, Bangkok 10400
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